ソフトウェアテストは、開発のプロセスにおける重要な作業のひとつです。不具合などを事前に発見するためにも欠かすことが出来ません。このページでは、フトウェアの効率化をサポートするツールを紹介します。
アプリを操作した際に、全く想定していない結果になることはよくあることでしょう。想定外の動作時にスクリーンショットをキャプチャすることで、プロジェクトを開発する企業への説明もしやすくなり、不具合の修正にも役立ちます。そのためテストを行う際、数多くのスクリーンキャプチャを行うはずです。
スクリーンショットをキャプチャするツールは数多くあります。なかには、MacやPCのスクリーンショットの全体もしくは一部をキャプチャするショートカットもあるでしょう。
テストを行う際、アプリの内容やフォローする項目、完了するリマインダーなど、さまざまな内容をメモする機会は多いでしょう。なかには、紙とペンを用いてメモを取る方もいますが、クラウドを活用すれば、どんな場所で作業していても簡単にメモにアクセスすることが可能です。クラウドのテキストエディターを活用すれば、いつでもアクセスでき、仕事の生産性アップにつながるでしょう。
「Windowsのメモ帳」、「Notes」、「Evernote」など、多種多様なメモのためのアプリがあるので、どれが使いやすいか、いろいろと試してみてください。
メジャーなプラウザの開発ツールは「Google Chrome」でしょう。このツールは、電話、タブレット、デスクトップ用の幅広いデバイスシミュレータを用いており、WEBページに表示するための機能も備えています。ツールによって、アプリに関する情報をスピーディにフィードバックできるようになっているでしょう。さらに、アプリの内部で起こっているトラブルを調査するのにも役立ちます。ただし、プラウザのツールでは、シミュレータやエミュレータの代替品になるわけではないので注意してください。
アプリの内部をモニタリング・評価することは非常に大切です。メモリリーク、バッファオーバーフロー、例外、クラッシュなど多種多様なトラブルがバックグラウンドで起こっており、早期に修正しなければなりません。そのため、モニタリングツールやロギングツールを上手く活用し、何らかのトラブルが起きていないかをチェックしましょう。利用できるツールは多数あるため、状況に合わせて、より良いツールを選んでみてください。
テストプロセルを効率化するためには、自動化ツールは欠かせません。開発のプロセス全体やさまざまなフェーズで自動化できるようにすることで、開発のスピードアップにもつながるでしょう。UI、API、ヘッドレス、セキュリティ、パフォーマンス、ロードテストなど幅広いタイプの自動化ツールが存在します。こういったツールを上手く活用し、よりスピーディかつスムーズな開発テストを進めましょう。
顧客のニーズに対し、迅速に対応するためには業務の効率化をはかることが大切です。そのためには効率化につながるツールを有効に活用しましょう。とくにスクリーンキャプチャやテキストエディター、プラウザの開発ツール、モニタリングやロギングツール、自動化ツールは、効率化を図るうえで欠かせないツールと言えます。多くのツールがあるので、まずは自社に合ったツールを見つけてください。
商品名 | Ranorex (ラノレックス) |
Autify (オーティファイ) |
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商品タイプ | パッケージ型
膨大なテスト工数を |
SaaS型
初期費用を抑えて |
対応テスト |
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実行回数 の制限 |
制限なし |
制限あり
400回/1000回/任意 ※プランにより異なる |
日本語サポート | 導入後のセミナーが充実! | ヘルプサイトが充実! |
体験版 | 14日間 | 14日間 |
※Googleで「テスト自動化ツール」と検索し上位表示されたパッケージ型、SaaS型のテスト自動化ツール21種類の中から、(1)クロスデバイス、マルチブラウザに対応し、(2)日本語のサポートがあり、(3)ノンプログラミングでシナリオ作成が可能なツールをピックアップ(2021年11月1日調査時点)。パッケージ型、SaaS型それぞれの代表商品を選出しました。
【代表商品の選出基準】
☆パッケージ型:上記の条件の通り。
☆SaaS型:上記の条件に加え、公式サイト上に導入事例がもっとも多かったツールを選出。