Appium

Appiumとは

モバイルデバイスに対応できるテスト自動化ツール

Appiumは、モバイルデバイスを対象としたオープンソースのクロスプラットフォームテスト自動化ツールです。iOS、Android、Windowsの環境下で「ネイティブアプリ」「モバイルWebアプリ」「ハイブリッドアプリ」を自動化することが可能です。

参照元:オープンソース×クラウド情報サイト「OSS×Cloud News」(https://www.ossnews.jp/oss_info/Appium)

こんな人におすすめ

Appiumは、テスト自体はSeleniumと同じでその対象をモバイルデバイスに変更、改善したものであり、Seleniumと下位互換性があります。そのため、Seleniumの操作に慣れている人におすすめ。また、費用を抑えてモバイルに特化したテスト自動化をしたい人にも向いています。

参照元:Publickey(https://www.publickey1.jp/blog/14/javascriptselenium1_selenium.html)

メンテナンスの手間を考慮すると、サポートが充実した有償ツールの方がプロジェクトが円滑に進み、トータルコストが抑えられる可能性があります。

現場にプログラミングスキルを持つ人材がいない場合や、トラブルが起きた際に誰にも相談できない環境の場合は、有償ツールの採用も検討することをおすすめします。

日本語のサポートが手厚い
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Appiumのメリット

Selenium方式でテストスクリプトを作成

Appiumは、Android・iOS共に対応しており、さまざまなプログラミング言語で記述することができます。また、Seleniumとほぼ同じ書き方でテストスクリプトを作成できるため、Seleniumを使い慣れた人は学習コストを抑えることができます。

参照元:TECH CAMP ブログ(https://tech-camp.in/note/technology/47921/#i-29)

特別なビルドなしでパーツ確認によりテストコードを生成

Appiumは、APIを経由してアプリを操作するため、テスト用に特別にビルドすることなく、リリース相当のものを活用してテストすることができます。また、GUIツールが使いやすく、Inspectorで操作したいパーツを確認しながらテストコードを生成することが可能です。

参照元:Qiita(https://qiita.com/yosan/items/3e2782376accf57f98b3)

Appiumのデメリット

テストシナリオの作成・編集が大変

モバイル対応ツールなのにiOS開発言語「swift」に対応していない、Recording機能でのテストコードの作成に時間がかかるなど、テストシナリオの作成には課題があります。また、UIの変更にともなうテストシナリオの修正・編集などには、レベルの高いプログラミングスキルが必要です。

参照元:Qiita(https://qiita.com/yosan/items/3e2782376accf57f98b3)

参照元:Qiita(https://qiita.com/tatsuya0413/items/b417285e4eb1c41b7493#:~:text=デメリット appiumの導入は他のUIテストツールも多少時間がかかる iOS開発言語であるswiftでテストコードが書けない Recording機能でのテストコードの作成がかなり遅い,KIF Squareが開発しているiOSテスト自動化フレームワーク メリット )

セッションの生成が遅く、プロセスが落ちる可能性も

WebDriverのセッションを新規作成する際に時間がかかることがあります。10秒程度で接続が完了する場合もありますが、1~2分かかることも。また、継続し使用することにより、エラーメッセージとスタックトレースが出力されて、Appiumプロセスが落ちる可能性もあります。

参照元:hifive(https://www.htmlhifive.com/conts/web/view/library/appium-android-stability)

サポートを受けられない

無償で誰でも気軽に利用できるオープンソースのツールですが、その反面、使用方法などについては独学で身に付ける必要があります。また、公式サポートを提供していないため、トラブルシューティングなどもありません。

スクリプト作成の手間や、メンテナンスにかかる工数などを考えると、有償ツールの方がコスト削減につながる場合もあります。自社のプロジェクトに必要な性能やサポートを備えているテスト自動化ツールを選択しましょう。

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